第13班 平成26年6月13日〜16日
■平野純薬株式会社 仲井智一、重田健介、野田真也
■真晃ELS株式会社 佐野憲一
■株式会社エイチアンドケー 笈田悠史
昨年11月と同様に、今回も南三陸町地区のボランティアに行き、2日間ボランティア活動をしてきました。
1日目は漁業組合の支援で、早朝に取れた養殖の牡蠣の殻に付いている海草やムール貝などを取除き、仕分けをする作業でした。
2日目は農地再生支援として、田の浦地区の自宅を津波で流された老夫婦が、自分の山を畑にするという事で、その山の一角を削り農作業小屋を建てる場所の土を取除く作業。そしてその取除いた土と岩を運び、農道を作る作業をしました。1日目とは違い完全な土方作業で、こまめに休憩と水分を取りながら作業をしました。
今回は、飛行機のダイヤの変更もあり、前回より滞在時間が長かったので、海岸沿いをいろいろと見て回りました。津波の被害にあったままの建物や橋、崩れた道路や荒れた農地、そして住宅があったであろう跡地などが3年経った今でも生々しく残っており、津波の恐ろしさを感じるとともに、完全に復興するまで、まだまだ時間と支援を必要としているのだと思いました。
私自身、今回が初めてのボランティアで、テレビや新聞等でしか知らない東日本大震災の被災地に行き、写真や映像で感じる何十倍もの津波の恐怖と人々の悲しみを感じました。
この経験を周りに伝える事で、被災地が1日でも早く復興できるように支援の輪を広げていけたらと思います。
(平野純薬株式会社 総務経理室 仲井 智一)